ネットに備忘録を公開する効用2

 久々にこのブログを覗いて、新着ブックマークとか確認してみたら、以下の記事にブクマがついていた。

佐久間治 ウソのようなホントの英文法 - U´Å`U

 案の定書いたことを(っつーか、感想記事なんだから読んだ内容も)忘れて、

  • I was like = I said
    • 単純に知らなかったが、「アメリカ英語中心」かつ「口語」に限るとよく使用される言い方らしい。he saidだったらhe was likeと言う。現在形のI'm likeとかhe's likeという表現もあるが、そう言ったとしても内容は過去を表すそうだ。しかし、これで最新と思ってはいけない。すでに若者のあいだではlikeをallにした表現(つまりI was allとか he was allとか)という表現まで発生しているそうだ。なんでallなのかは「わからない」とのこと。著者は「〜みたいな」と取っておけというけれど、むしろ「なんか〜」ではないかと思った。
  • A, if notB =「Bと言わないまでもA」ではない。
    • なんと! これはif notを譲歩として取る表現だが、実際の使用は仮定と考えた方が良いらしい。例はこんな感じ。

It's my really terrific privilege to introduce a man that I think is one of the great mayors, if not the greatest, in New York City.
p.146

 譲歩で訳すと「最も偉大とまでは言わないが、偉大な市長のひとり」という意味になるが、スピーチの主旨が「市長は素晴らしいんです」のときにそんなこと言うわけがない。というところから、このif notは「もしそうでないとしたら」という仮定の意味を表し全体としては、「彼は歴代市長の中でも最も素晴らしい市長であり、もしそうでないなら、素晴らしい市長のひとりに過ぎないことになってしまう(そんなわけあるか)」という文意になるのだそうだ。本来的にはこっちの読み方でいけることが多く、それで駄目なときに譲歩を検討しろと勧めている。

 のあたりは、「へえええ」とか思った。そのうち、この本読み直そう。せっかく本棚の見える位置にあるんだし……。
 ありがとう、ブックマークしてくれた人。