EPUBファイルをくっつけたり分解したり不意にあらわれた目次を消したり

『鬼啾啾』KDPしたときに、結構な苦労をしたのに、『通夜の人々・見えぬ顔』出したときは割とスムーズに公開までたどり着いたもんだから文字飾りさえなきゃどうとでもなるだろうと高をくくって次のKDP用ファイルをポチポチ作成して、表紙なんかも仮こしらえして、そろそろキンドルでどんなふうに見えるかチェックしとこうかなあって一太郎さんにepubファイル作らせてプレヴューワーで開いてみたら、なんか一画面一文、みたいな区切り方がなされていて慌ててsigilにファイル放り込んでみれば、恐ろしい数のdocumentってファイルが並んでいた。
 入力方式はまえと変わらないのになぜこんな未体験ゾーンに突入した? と首をひねったが、なぜ起きたかよりもさっさと直してしまおうとファイルをマージして邪魔なタグ消してってやっていったら、途中から今度は複数の章が1ファイルにまとまっており、ここまで1章1ファイルにしてきたんだから、最後までそうしたほうがよかろうがどうしたらそうできるのかと考えて、スキルがないのだからちまちまやるしかあるまいってことで、コピーとデリートに頼った整形をちまちま行った。ファイルのコピーつくって元ファイルは冒頭の1章残して全デリート、コピーしたファイルは冒頭の1章デリートしたら名前変えてコピー作って冒頭になった章以外全デリートみたいなスマートさゼロスタイル
 何回かこれ繰り返して一休みがてらプレヴューワーでファイル開こうとしたら、レイアウトがおかしいどころか開けなくなっていた。なぜ……と涙目になりつつ調べてみたら、目次のリンクがエラーを起こしているらしいとわかる。
 ファイルのリネームは自動で更新してくれるスマートなsigilさんもコピーしたファイルまでは追いかけてくれなかった(そりゃそうだ)っつーことで、作業に目次のリンク修正も加えてスマートさゼロスタイルの作業は続く。
 途中で「このあと本文をいじろうと思ったら元の文書ファイルとepubファイルの両方とも別個の更新作業しないと駄目なんじゃない? 文書ファイルいじってepub出力したらまた一からやり直し状態なんだよね」と気がついたがもはや後の祭りであった。
 で、ちまちまちまちまと作業を続け、最後まで1章1ファイルに仕上がったのでプレヴューワーでファイルを開いた。今回は目次が直っているので開けた……が、今度はなんか前回なかった謎の横組み目次が発生していた。なんで? こんなん出なくていい。と、思ったときに、そういえば『鬼啾啾』作ったときに、どっかの解説記事でタイトル前に出てくる横書き目次(現れたのはまさにそれ)消せるって言ってたような。と思い出したので検索。
 当時見たサイトが出てくる前にこちらの記事がヒット。
note.com
あーそうだったそうだった、論理目次とかいう言い方見たよー、でも作り方じゃなくて消し方なんだよねえ、と思いつつ読み進めていったら、

Sigilの左側にあるブラウザナビで順番を設定してください。

論理目次(navi.xhtml)はテキスト(xhtml)の最後にドラックして移動

HTML目次(toc.xhtml)はテキストの最初へ移動してください。

これで論理目次とHTML目次が設置できました。

 と書いてあり、自分のファイルを見るとnavi.xhtmlは上から二つめくらいの場所にあった。だから突然登場したの? でも最初からこの位置で前回見てみたときは出て来なかったし、ほかの作品ファイルでもこんな出方してなかったけどなあ……と思いつつ、ものは例なのでファイルの場所を動かしてみた。
 そしたらば、
 消えた。ちゃんと非表示になった。
 なんでなのかはわからんが問題解決(たぶん)。
 もうちょっと確認作業して問題なければ(まだありそうな気もするけど)リリースへ向かいたい。今回は自分で訳した翻訳。
 オチはないけど、リンク先の記事に助けられた話の前後関係は書けたからこのエントリーはこの辺で。