日本アニメの黎明期   「鉄腕アトム」前史

講座の内容: テレビアニメはこうして始まった。NHKのテレビマン時代、手塚治虫原作のテレビドラマ『不思議な少年』や『銀河探検隊』を手がけ、その後虫プロで『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』などのアニメ脚本を書いた辻氏。当時の虫プロには、辻氏のほか、永島慎二富野由悠季安彦良和ら、後に大活躍するクリエーターが多数在籍していたことも知られています。『サザエさん』や『ドラえもん』から『デビルマン』まで、日本アニメ史を代表する作品の脚本をものしてきた辻氏だからこそ知る黎明期と裏側に、竹熊氏が聞き手となって迫ります。
期間・曜日・時間: 8/6
土 18:30〓20:30
受講料(税込み): 1回 会員 3,150円
一般 3,670円 

 す、凄く行きたいのに、その日はバイトが入っていて*1、どうにもならないの(TT)お願いだ、誰か中身をレポしてくれ。
 リンク先から申し込みもできます。お問い合わせ、お申し込みは03〓3344〓1998だそうです。
 なお掲示板の書き込みと下の記事によると、蟻巣シリーズ他で活躍の漫画家那珂一平は先日亡くなられた永島慎二さんがモデルだということです。

ジャングル大帝』第一回は五人の演出家が腕を競ったが、パンジャの死の場面が彼の演出であった。朝日ソノラマの慫慂をうけて、彼を紹介したのも昨日のようだ。そして『漫画家残酷物語』は世に出たのだ。
辻ミステリの常連だったマンガ家那珂一兵のモデルは彼である(風貌には水木しげるさんを加味した)。本人了承済みだが、那珂画伯の代表作を『トコトンくん』と記したら「えー、これ俺が書いたことになるのか?」と笑っていた。ぼくとしては『旅人くん』風な作を空想していたのである。
スーパー・ポテトシリーズのハードカバー『合本・青春殺人事件』(東京創元社)の設定では、装画を那珂が引き受けている。だから実物の本の装画も、永島慎二に依頼した。表紙に登場するチェシャをよく見るとフキダシに『……』と記されている。チェシャはなんといったの?とダンさんに聞くつもりで、そのままになってしまった。
http://homepage2.nifty.com/M-TSUJI/sakusaku/2_1.htm

 以下の話も興味深かったです。(ホームページ掲示板での辻先生の書き込み)

円谷さんは(もちろん英二監督のことです)『ゴジラ』直後から存じ上げていたのですが、ずっと仕事できなかったのは怪獣博士の大伴昌司氏(マガジンの特別大図解をやっていましたね)によると、「あんたは高いから」だそうです。確かに初期の虫プロの脚本の相場は、ダントツに高かったので。TBS関係は安かったんだけどなあ。タイムパラドックスがよくわからんとゆーのでスポンサーに文句をいわれ、週刊誌で栗本薫さんに援護してもらって以後安泰だっただの、いろんな思い出があります。

 ちなみに話題になっている作品は「恐竜戦隊コセイドン」だよ。ヒーローのコセイダーはこんな奴だよ。着メロにもなってるよ*2。時間よ止まれ〓みたいなことを言っていた記憶があるんだけど、あれって「不思議な少年」の流用だったのかなあ?
追記:たけくまメモの記事によると、無事イベントは終わったようです。 

*1:バイト後だとワープを使ってもまだ間に合わぬ。

*2:俺のケータイは対応してないよorz←虹の向こうに〓♪って主題歌が好きだった。水木一郎が歌ってた