The Curious Incident of the Dog in the Night-time
Mark Haddon 
Vintage 2004-04-01
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おすすめ平均 
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ある日の夜、クリストファーが隣の家の庭を覗いてみたら、犬が殺されていた。その事件をキッカケにクリストファーの世界は徐々に変化し始める。っちゅーような話。
途中「バスカービル家の犬」のネタバレ感想が入っていたりしてびっくりした。児童書らしいんだけど、それでこんなこと書いてもいいの？ っていうようなネタもあってびっくりした。
しかし一番びっくりしたのは、自閉症である主人公クリストファーの言っていることが妙に分かる分かると思えることで、クリストファーはルールの例外があることを嫌う。そして隠喩表現を嫌う。隠喩とジョークは理解できないから嫌いだと言う。自分も小さい頃、回りの言っているジョークの意味が分からなくて困ったという経験が割に多くあったので、その話題に対するクリストファーの怒りに近い苛立ちは共感してしまった。
そしてお父さんの涙ぐましい努力に次ぐ努力。ちっともいい話ではなかったが、パパの健身には涙する。
追記2015/05/30 キンドル版はこちら。確認時の価格は974円。
The Curious Incident of the Dog in the Night-Time: A Novel (Vintage Contemporaries)
Mark Haddon 
Vintage 2004-05-18
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あと邦訳はこれ。もうなくなってるとは思ってなかった。
夜中に犬に起こった奇妙な事件
マーク ハッドン 森 ヒカリ 
早川書房 2007-02-28
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