「カンフー・ハッスル」を見てきた。驚くばかりの糞映画。
「L.Aコンフィデンシャル」とか「ウェストサイド・ストーリー」とか「シャイニング」とかを元ネタにパロディシーン満載*1のアクション映画。
問題はそれ以外のものが皆無であること。本当に何もないんだ。成長も葛藤も恋愛もカタルシスさえもない。
「少林サッカー」のクオリティはどこに雲散霧消してしまったのか? 残っていたのは、ギャグぐらいのものだが、ストーリーと絡むことがないから寒いだけ。ラストシーンなんてどうしてここがラストシーンなのかまったく分からない。
予告編の通り、確かにありえねー映画だ。
一番面白かったのは、本編前に流れた鉄人28号の予告編だった。
先日友人とB級映画の楽しみ方について話していて「期待通りに詰まらない」という見方を教わったばかりだったのだが、俺は面白いことを期待して行っちゃったんだよね、これ。怒るよりまず驚いたよ。ほんとに。
寝て起きたら詳しく書こうと思ったのに、ほとんど覚えてねーや。
*1:当然、俺の気づけなかったネタもあっただろ