まこと学ぶ英語の本制作委員会『まこと学ぶ英語の本』

 まこという名の不思議顔の猫関連本。今回はまこたちと一緒に英語を勉強してみましょうという主旨。リンク先ではアフィリエイトの収益をボランティアに寄付することをうたっているので、どうせ買うならと飼い主のサイトから購入。「肉球」を英語でなんと言うかとか、猫に関する言い回しとかが基本的なフレーズと一緒に紹介されている。
 正直、「使える英語本」としての期待値はなくて、「楽しい英語本」であってくれればと思っていた。のだが、意外にも使えた。写真がついているので、単語のイメージをハッキリ掴める。特にleapを紹介するときのしろたろのジャンプ姿は「こういうのが、まさにleapなんだろう」と無駄に高い説得力があった。しろたろだと他にastonishとcontentがなるほどと思わされた。しおんはeffectiveの説明につけられた写真がそりゃあ効果的に違いない反則顔で、ひいい。あとももんが説の写真も可愛い。でもってそのページの例文はこんな。

SHION might be one of the most timida cats in the world.
しおんほどの人見知り猫はなかなかいません。

 中学校で比較を習うときに必修のone of the 最上級+複数名詞なんだけど、「なかなかいません」っていう訳語は素敵だ。
 まこの写真ではinとoutの説明が良かった。本屋で立ち読みしたときに「これは買わなくちゃ」と思った写真。捻りはないけど良い写真に思えた。あとlook likeの説明ページの写真も良いな。思い出し笑い(smiling at memories)の写真も良いな。って、写真が良いではなんの説明にもなっていないわけだけど。
 と思ったら公式サイトで動画が見られた。全部張ってみる。
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 どの映像も猫たちが幸せそうで良い。見てるこっちまでちょっと幸せな気分になれる。三匹とも元気に長生きしろよ。