Charles M Schulz The Complete "Peanuts" 1950 -1952

The Complete "Peanuts" 1950 -1952 (Peanuts)
Charles M Schulz

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Canongate Books Ltd 2007-10-18
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 言わずとしれた有名作品。三省堂のCROWNという教科書に「Good Ol' Charlie Brown」というタイトルでこれを扱った章があって、読んでいるうちに、そういやピーナッツって、小学校の頃、1、2冊読んだだけだったし、ここらでちゃんと読んでみたいなと調べてみたら、なんと目下、全作品コンプリートを目論んだ全集が刊行中ということで、思わず最初の一巻を購入してみたのだった。
 この50年から52年までの作品を集めた本では、なんとなくチャーリー・ブラウンの犬だと思っていたスヌーピーがシャーミーという男の子にリードをもたれていたり(最初はこの子の飼い犬なのかと思った)、保健所の野犬狩りから逃げる話があったり、スヌーピーがはじめて台詞を与えられるまでに百ページくらいかかったり(ちなみに見落としがなければ最初の台詞は夢の中で言った「speak!」)と、イメージと微妙に違って面白い。
 で、せっかく読んだのだからと公式サイトを覗いてみてびっくり。キャラクター紹介に出ている連中の大半は、まだ顔を出していない。ピアノ弾くシュローダーと、ルーシーとライナスの姉弟くらいしか見覚えが……。っていうかライナス髪の毛が減ってるし。
 さすが連載期間が長いだけあるなあ。ここで活躍している、シャーミーやパティーやバイオレットはどうなっていくのだろう。販売元のサイトによると、北米のみ販売だそうなので、全部読めるかどうか分からないのだけど、手にはいる限りは読み続けてみたいと思う。絵柄のせいなのかもしれないが、読んでいると、なんだかリラックスできるのだ。