ピアニストの名盤―50人のヴィルトゥオーゾを聴く (平凡社新書)
本間 ひろむ
平凡社 2004-12
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Amazonで詳しく見る by G-Toolsisbn:4582852521
ピアノマン(追記2015/06/20さすがになんのことやらわからなくなっているので、ウィキペディアにリンクしておきます。ピアノマン)の話題を拾ったから読んだわけではないが、読了タイミングが重なってしまった。えーと、こんな感じの本。
コルトーなど伝説のピアニストから、モーツァルトやベートーベン弾きの達人、世界を翔る日本人ピアニスト、そして21世紀を担う名手まで、50人のヴィルトゥオーゾ(達人)の名盤を選ぶ。
ひとりのピアニストに割かれているのが3ページなのが悪いのか、それ以外に原因があるのか、出てきたピアニストを端から忘れてしまった。前書きを見る限り、著者は文化を文脈であると捉えているようなのだが、紹介されたピアニストたちへ文脈を付与する努力を怠っているように感じた。ただのリスト。引用されている吉田秀和や中村紘子を読むべきだったんだろうな。