軽い奇跡を目撃する

 職場でプチ奇跡が起こる。人間の可能性は簡単に計ってはいけないなと改めて思う。小賢しいフレーミングよりも、必要なのは夢見る力なんだな。
 もちろん奇跡とは結果に対して言われることであり、その前段階においてそれぞれの努力やら工夫やら戦略やらが存在しているのは当たり前で、奇跡という言葉はそれらの要素を無視した外野の言葉だと思う。だけど、努力やら工夫やら戦略やらの根底にあるのは厳しい状況設定に背を向けなかった勇気と、背を向けさえしなければどうにかなるのだという気持ちのはずで、そうしたものが存在し、しかも結果を引き出したというは、結果に対してではなく経過に対して小さな奇跡だと言ってもいいのではないだろうか。
 とにかく今日は良いものを見た。