ぼくたちのアニメ史 (岩波ジュニア新書)
辻 真先
岩波書店 2008-02
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脚注の「本書」は「ぼくたちのアニメ史」(辻真先 岩波ジュニア新書)を指し、感想部分は同書より引用。「ぼく」と出てくるのは辻真先を指す。
- 骸骨の夢(1929)
- ポパイシリーズ(1933〜1957)
- 風車小屋のシンフォニー(1937)*1
- 嵐の一夜の情景が忘れがたい。
- 白雪姫(1937)*2
- モスの消防隊(1938)
- その色彩の鮮やかさ艶やかさを見たぼくは仰天した。いま観ても動きといい色彩といいギャグといい、まるで昨日できあがった新作みたいだ。
- 子どもの夢(1938)*3
- 揺りかごを舟に、夜空を海に、星を魚に見立てた赤ちゃんの夢の美しさ
- ガリバー旅行記(1939)
- 名古屋で待っていてもいつ封切られるかわからないので(そういう時代だった)、思い切って新宿の武蔵野館へ観に行った。東京まで片道十時間かかった(そういう時代だった……)。そんなに苦労して観たのに、映画は面白くなかった。まだカラー映画にスーパー・インポーズ(画面横の字幕)を焼き込む技術がなかったので、映画がはじまる前に数枚の字幕で内容を説明してくれただけだ(そういう時代だった!)。乱れ飛ぶ英語の中で大多数の客は茫然としていた。
- 西遊記 鉄扇公主の巻(1941)本編http://www.archive.org/details/princess_iron_fan
- 背中に一面刺を生やした巨大な恐竜が、火炎山の急峻な山腹をズシリ……ズシリ……と登ってゆく、量感溢れる場面が今も目に浮かぶ。
- バッタ君町へ行く(1941)
- ポパイの作者らしい都会的センスのコメディで洒落ていた
- バンビ(1942)
- くもとちゅうりっぷ(1943)
- 戦争のキナ臭さをまったく感じさせない叙情の佳品だ。
- 明らかにシリー・シンフォニーを意識しており、それが猿まねでなく日本的な情緒を湛えていた
- 戦前日本が送り出したアニメの、最良の一本といっていい。
- 桃太郎の海鷲(1943)
- 桃太郎 海の神兵(1945)
- エノケン・ロッパの新馬鹿時代(1947)
- 実はこの映画のタイトルバックがすべてアニメーションだった(中略)これがぼくの戦後はじめて観たアニメだった。涙が出るほど嬉しかった。戦争のない幸せを心から楽しんだ。
- すて猫トラちゃん(1947)
- 一九四七年という時代に、三〇分に満たない中編とはいえフルアニメでオペレッタ形式という冒険を、よくやってのけたものだ。
- タヌキ紳士登場(1948)*4
- 嫁入聟取花合戦(1949)*5
- 白蛇伝(1958)
- 少年猿飛佐助(1959)
- ひょうたんすずめ(1959)
- 101匹わんちゃん*7
- アラビアンナイト・シンドバッドの冒険(1962)*9
- 大いに期待したのだけれど、昭和三十七(一九六二)年夏休みに公開された作品は、うーんと首を傾げさせられた。今にも面白くなるかなるかと思っていたがならなかった、という印象のみ残っている。
- ある街角の物語(1962)
- 戦火に焼かれ炎と化しても最後まで共に空を舞う、男女の音楽家のポスター一対に、ぼくは涙した。
- おとぎの世界旅行(1962)
- 私は二歳(1962)
- 鉄腕アトム(1963〜66)
- 鉄人28号(1963〜66)
- わんぱく王子の大蛇退治(1963)
- わんわん忠臣蔵(1963)
- 白川大作の演出は軽快に纏められてはいたが、(中略)作品全体に(原案・構成の:引用者注)手塚らしさはあまり感じられなかった。
- 殺人 MURDER(1964年)
- 少年忍者風のフジ丸(1964〜65)
- ゼロ戦はやと(1964)
- ビッグX(1964〜65)
- 手塚治虫の原作によるSFだから、(東京)ムービーの特質が出た作品ではない。
- 宇宙エース(1965〜66)
- コンピュートピア(1965)*10
- ハッスルパンチ(1965〜1966)
- ジャングル大帝(1965〜66)
- 手(1965)本編はhttp://umikarahajimaru.at.webry.info/200702/article_26.htmlで見られる。
- スーパージェッター(1965〜66)*11
- 宇宙少年ソラン(1965〜67)
- オバケのQ太郎(1965〜67)
- 遊星少年パピイ(1965〜66)
- W3(ワンダー・スリー)(1965〜66)
- 展覧会の絵(1966)
- レインボー戦隊ロビン(1966〜67)
- ハリスの旋風(1966〜67)
- サイボーグ009(1966)
- ピュンピュン丸(1967)*12
- サイボーグ009 怪獣大戦争(1967)
- 少年ジャックと魔法使い(1967)
- ひょっこりひょうたん島(1967)
- リボンの騎士(1967〜68)
- ゲゲゲの鬼太郎(1968〜69)
- わんぱく探偵団(1968)
- あかねちゃん(1968)
- 太陽の王子 ホルスの大冒険(1968)
- バンパイヤ(1968〜69)
- 佐武と市捕物控(1968〜69)
- 夕やけ番長(1968〜69)
- どろろ(1969)
- ハクション大魔王(1969〜70)
- タイガーマスク(1969〜71)
- 番組そのものはとても楽しく書くことができた。
- もーれつア太郎(1969〜70)
- 千夜一夜物語(1969)
- 六法やぶれくん(1969)
- 空飛ぶゆうれい船(1969)
- クレオパトラ(1970)
- ぼくはこの作品を封切り日と千秋楽に観た。驚くべきことに内容が変わっていた。
- 赤き血のイレブン(1970〜71)
- 魔法のマコちゃん(1970〜71)
- 国松さまのお通りだい(1971〜72)
- ルパン三世(1971〜72)
- マジンガーZ(1972〜74)
- 科学忍者隊ガッチャマン(1972〜74)
- 『科学忍者隊ガッチャマン』は、竜の子プロ初期の代表作といえるのではないか。ターゲットを明確に絞って、思い切りよくエンタメに徹する、あの臆面もない(褒めているのだ、もちろん)格好良さ!
- 海のトリトン(1972)
- ぼくも脚本陣のひとりだったので、放映延長を訴えるため大阪から上京した女子高生に、新宿西口の喫茶店で会見を申し込まれた。その情熱に圧倒されたのが昨日のようだ。
- 哀しみのベラドンナ(1973)
- ワンサくん(1973)
- 新造人間キャシャーン(1973)
- バビル2世(1973)
- キューティーハニー(1973〜74)
- アルプスの少女ハイジ(1974)
- 宇宙戦艦ヤマト(1974)
- 残念でならないのは、ヤマトに続編、続々編が生まれてせっかくの感動を水増ししていったことだ。独立峰の鮮やかな印象を大切にすべきであった。みずから群峰の陰に姿を没してしまったことを惜しむ。
- だが少なくとも『宇宙戦艦ヤマト』第一作に限っては、アニメ史上の伝説的存在となり得たのである。
- タイムボカン(1975〜76)
- フランダースの犬(1975)
- 勇者ライディーン(1975〜76)
- あれはだれ?(1976)
- 母をたずねて三千里(1976)
- 道成寺(1976)
- キャンディ♥キャンディ(1976〜79)
- 超電磁ロボ コン・バトラーV(1976〜77)
- 超電磁マシーン ボルテスV(1977〜78)
- アローエンブレム グランプリの鷹(1977〜78)
- ドラマとレースの按分がむつかしく、りんたろうを監督に頼み込んだ割には、いまひとつ成功といえなかった。NHK時代からの知人で原作者の保冨康午の知識にぼくが頼りすぎたきらいがある。
- 未来少年コナン(1978)
- 走り飛ぶコナンの動きの切れ味にぼくは茫然とさせられた。
- 『コナン』が発揮した人間臭い魅力は、それまでのテレビアニメが忘却していた、肉体の躍動感に他ならない。
- キャプテン・フューチャー(1978〜79)
- 宇宙海賊キャプテンハーロック(1978〜79)
- 銀河鉄道999(1978〜81)
- 『999』の、SLが星空を駆けのぼってゆく詩情溢れるシーンは忘れがたい。
- ルパン三世 カリオストロの城(1979)
- ルパンの原形に馴染んでいたぼくにははじめやや異質であったが、動いてこそアニメだと主張するような宮崎アニメの爽快さに、たちまちのめりこんだ。
- 動く、動く、走る、走る、飛ぶ! 最後の城の秘密が明かされた壮麗な場面に至るまで、ぼくは悔しいほど興奮した。これはエンタテインメントとしてのアニメの最高峰だと思った。
- 銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)(1979)
- テレビでは描写しきれぬ時間惑星崩壊のクライマックスで、アニメ独特のスペクタクルを成功させていた。宮沢賢治が生きていたら、さぞ固唾を呑んで観ただろうと、アニメフリークのぼくは勝手な空想を楽しんでいる。
- ユニコ(1981)
- Dr.スランプ アラレちゃん(1981〜86)
- うる星やつら(1981〜86)
- 忍者ハットリくん(1981〜87)
- アンドロメダ・ストーリーズ(1982)
- 結果はいけませんでした。放映時間の短縮があったりして、構成にガタがきたのも原因だが、ぼくに長篇に見合う筆力がなかったのかと反省する。
- 超時空要塞マクロス(1982〜83)
- リーンの翼(1983〜86)
- キン肉マン(1983〜86)
- うる星やつら オンリー・ユー(1983)
- 幻魔大戦(1983)
- ゴルゴ13(1983)
- はだしのゲン(1983)
- 風の谷のナウシカ(1984)
- うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー(1984)
- 巨神ゴーグ(1984)
- カムイの剣(1985)
- 機動戦士Ζガンダム(1985〜86)
- ドラゴンボール(1986〜89)
- 天空の城ラピュタ(1986)
- 天使のたまご(1986)
- ぼくはまだ押井を『うる星』の監督としか認知していなかったから、作品に接したときは驚愕した。なんなんだ、これは! 幻想談と片づけるには、あまりにがっしりした世界観を持っている。沈鬱な町の壁を巨大な魚影が通り過ぎてゆくシーンの、不可解きわまりない一場面が、ぼくの脳内に焼き付けられてしまった。この一作でアニメ作家押井守の名は忘れ難いものとなった
- ロボットカーニバル(1987)*15
- 妖獣都市(1987)
- となりのトトロ(1988)
- 火垂るの墓(1988)
- 『火垂るの墓』のあの仕上がりには最敬礼せざるを得ない。なんという作品の研磨ぶりか。真摯な主題を一文字に提示するという、ほとんど先天的な名作に接したぼくは、アニメ作品の重量感について深く考えさせられた。
- トップをねらえ!(1988)
- AKIRA(1988)
- ピロン……ピロン……という音の閾下から首をもたげる男声合唱を率い、怪物化したぬいぐるみが揺らぎ出る悪夢的場面を、ぼくはいつまでも忘れないだろう。
- NEMO/ニモ(1989)
- 魔女の宅急便(1989)
- 機動警察パトレイバー the Movie(1989)
- 笑ゥせぇるすまん(1989〜92)
- ふしぎの海のナディア(1990〜91)
- 老人Z(1991)
- なによりも設定が愉快であった。老人介護のため厚生省(現・厚生労働省)が開発したロボットが暴走する、それだけのお話が膨れあがって、アレヨアレヨとばかりでかい山場に客をひきずってゆく。カルメ焼きみたいに軽いのに風刺の小骨が頑丈だから、いつまでも忘れがたいアニメになっていた。
- クレヨンしんちゃん(1992〜)
- 獣兵衛忍風帖(1993)
- 平成狸合戦ぽんぽこ(1994)
- 新世紀エヴァンゲリオン(1995〜96)
- 新機動戦記ガンダムW(1995〜96)
- GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995)
- ぼくは士郎正宗の原作が好きなので粗筋は辿れたが、未読のオジサンにはやはり難解であったろう。だがあの独特なオリエンタルムードとアクションの畳み込みはまさしく押井宇宙の魅力だ。
- MEMORIES(1995)*17
- 機動新世紀ガンダムX(1996)
- ウルトラ・スーパー・デラックスマン(1997)*18
- ポケットモンスター(1997〜2002)
- もののけ姫(1997)
- 遊☆戯☆王(1998)*19
- 青の6号(1998〜2000)
- カードキャプターさくら (1998〜2000)
- TRIGUN(1998)
- ホーホケキョとなりの山田くん(1999)
- ONE PIECE(1999〜)
- ∀ガンダム(1999〜2000)
- 今、そこにいる僕(1999〜2000)
- 異世界がきちんと構築してあり、そこを舞台にしてまっしぐらに行動する少年増が、スーパーヒーローでないから堅実で(シビアにいえば地味で)最後まで見届けることができた。
- 十兵衛ちゃん-ラブリー眼帯の秘密-(1999)
- BLOOD THE LAST VAMPIRE (2000)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲(2001)
- 永井豪の短篇『ススムちゃん大ショック』を連想させる、毒のある子離れコメディであったが、子連れで観にいったオトナたちは、どんな顔をしてあのテーマを受け止めたのだろう? 自分がおちょくられているとも知らず、ケラケラ笑っていたのかな。
- 千と千尋の神隠し(2001)
- メトロポリス(2001)
- シャーマンキング(2001〜02)
- ヒカルの碁(2001〜03)
- テニスの王子様(2001〜2005)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦(2002)
- 頭山(2002)
- 千年女優(2002)
- 花田少年史(2002〜03)
- 笑えて泣ける気持ちのいい粒ぞろいの作品群だった。
- 猫の恩返し(2002)
- 機動戦士ガンダムSEED(2002〜03)
- 灰羽連盟(2002)
- 最終兵器彼女(2002)
- ほしのこえ -The voices of a distant star-(2002)
- アートアニメとエンタテインメントアニメを総合したような――デジタルであってもセルアニメの温かみを湛え――SFに未知の人の胸にも滲み込んでゆくSFである。
- ラーゼフォン(2002)
- NARUTO -ナルト-(2002〜2007)
- 鋼の錬金術師(2003〜04)
- GUNSLINGER GIRL(2003〜04)
- 東京ゴッドファーザーズ(2003)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004〜05)
- 雲のむこう、約束の場所(2004)
- 泣きたいほど美しく描かれた雲と、それを越えて飛ぶ手作りの飛行機は、宮崎アニメの飛翔とは違った趣で、観る者の心を震わせる。
- BLEACH(2004〜)
- MONSTER(2004〜05)
- 蒼穹のファフナー(2004)
- スチームボーイ(2004)
- 期待で首を長くしてようやく観終えたときの、素直な感想はというと――盛り込みすぎ、というものだった。スタッフのみなさんには申し訳ないのだけれど、“勇気と希望の空想冒険活劇”にしては重量感がありすぎる。宮崎アニメは主題の軽重に応じて力こぶのいれ方を変えているのに、前作を上回る超弩級の重量感で押し切ってしまったのは、いささか読み違いではなかったか。(中略)ぼくの生まれた名古屋の言葉でいうなら「もったいにゃー」のである。アニメ史に残るはずだった快作に、ついになり損ねた感が深い。
- かみちゅ!(2005)
- タガの外れた発想に驚いたが、われわれの世代なら書いたであろう、ナゼコノオンナノコガカミサマニナッタノカ、という基本的な説明を吹き飛ばして、はじめに神ありき、とばかり堂々と幕を開けていることにも驚いた。
- 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005)
- 個人と世界のかかわりを説く内容はもちろん、怪物グラトニー(このキャラ、好きなのだ)とラースの死闘場面なぞアニメの楽しみを満喫した。
- ノエイン もうひとりの君へ(2005〜06)
- 函館の町の風物も、ヒロインの健気さも、出現するモンスターもいいが、タイムパラドックスなんのその、という開き直りの設定が新鮮だった。
- 交響詩篇エウレカセブン(2005〜06)
- 銀魂(2006〜)
- ひぐらしのなく頃に(2006)
- BLACK LAGOON(2006)
- 幕末機関説 いろはにほへと(2006〜07)
- コードギアス 反逆のルルーシュ(2006〜07)
- 銀色の髪のアギト(2006)
- 観終えた後の印象は「惜しいなあ」というものだ。3Dと2Dを統合して破滅的な未来の地球を描く。その絵はみごとだけれど、登場人物が善玉悪玉ともに優等生で平板なのが辛い。
- 時をかける少女(2006)
- パプリカ(2006)
- ひぐらしのなく頃に解(2007)
- アフロサムライ(2007)
- 予備知識なしに渋谷のライズで観たときは、けっこう驚かされた。(中略)だが時代劇の醍醐味を味わわせてくれたかというと、考えさせられる。(中略)チャンバラの快感が弱いのが残念だ。
- CLAYMORE(2007)
- 秒速5センチメートル(2007)
- それにしてもこの人の手にかかると、田舎も都会も空も海もロケットも、なんでもかんでも美しい。いつかこの監督も自分が描く美しさに倦むときがきて、新しい挑戦をこころみるのだろうか。
- ストレンヂア 無皇刃譚(2007)
- 安藤真裕監督が時代劇映画のファンらしく、主人公と敵役が出会った場面の殺気(子供たちの遊びの描写が効果的)、クライマックスの立体的な葬儀場の装置など、随所にその蓄積が見られる。
- 河童のクゥと夏休み(2007)
- EX MACHINA -エクスマキナ-(2007)
- 機動戦士ガンダム00(2007〜)
- 大江戸ロケット(2007)
- 話といい、絵といい、縦横に味つけしているようでちゃんと塩梅がととのえてある。江戸晩期の物語に、平然としてテレビが出るわケータイが出るわ。それをただのお笑いにしないで、ドラマを凝縮するため使って、しかも次の瞬間には素知らぬ顔でとぼけてみせる。(中略)アニメでなくては――アニメの客相手でなくては――不可能な遊びが他に替えがたい面白さだ。
- ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜(2007)
- 脚本をミステリ作家新保裕一が書いたタイムトラベルもの『のび太の新魔界大冒険』(二〇〇七年)は、さすがによく工夫されており、収まるべきものがストンと収まるクライマックスの整合性が痛快だった。
- 精霊の守り人(2007)
*1:本書では原題の直訳「古い風車」として言及されている。
*2:本書では1940年に完成と記述されている。
*3:本書では「子供の夢」として言及されている。
*4:本書では「エンタツ・アチャコのタヌキ紳士登場」として言及。プロローグとエピローグの狸世界が動画だった。
*5:本書では「嫁入り聟取り花合戦」として言及。実写と動画の合成場面があった。
*6:本書では「プラス五万年」として言及されている。
*7:本書では「一〇一わんちゃん大行進」として言及されている。
*8:本書では「安寿姫と厨子王丸」として言及されている。
*9:本書では「シンドバッドの冒険」として言及されている。
*10:記録未確認
*11:正式タイトルは「未来からきた少年 スーパージェッター」
*12:本書では「花のピュンピュン丸」として言及されている。
*13:本書では「ジャンピング」として言及されている
*14:本書では「王立宇宙軍¥オネアミスの翼」として言及されている。
*15:本書では「ロボット・カーニバル」として言及されている。
*16:先行公開1987、劇場公開1989。
*17:本書では「メモリーズ」として言及されている。
*18:本書では「スーパー・ウルトラ・デラックスマン」として言及されている。
*19:本書では「遊戯王」として言及されている。
*20:劇場版も封切られたばかりであると書いてあったので、日付から見てこれのことだろうと思われる。