夜中のひらめき

 ふと昔お友達の女性と交わした会話が甦った。そんなこともあったなあと思いつつリプレイしていて、とんでもない誤解をしていたことを発見。爆笑してしまった。最近なんでもすぐ忘れてしまうので、公開する必要性0にも関わらずメモ。会話はこんな感じ。前後の文脈はもう忘れてしまったが、飯をおごれ*1、おごらないか何かの話から、
女性「どうせ飯をおごるなら、もう少し将来性のある人間におごる」
俺「ってことはなにかい、俺には将来性はないってか?」
女性「ねーよ。はっきり言うけどねーよ」
俺「畜生。みてろ逆転してやるかな」
 人間なかなか将来性ゼロ宣告など受けるものではないので、鮮烈な印象が残ったのか、五年くらい経ってもまだ憶えている会話なのであるが、先ほど気づいたのは、この将来性の意味だった。もしかしてこれ、本来こういう意味の会話なのではないか?
女性「どうせ飯をおごるなら、もう少し(自分との関係における)将来性のある人間におごる」
俺「ってことはなにかい、俺には将来性はないってか?」
女性「ねーよ。はっきり言うけどねーよ」
俺「畜生。みてろ逆転してやるかな」
 当時の俺は、そんな文脈はまるっきり考えず、応答しているのだが、そんな文脈を重ねてみても、しっかり会話になっているのが非常に面白い。とくに一発目の俺のレスが確認している自分の将来性のところのすれ違いっぷりは我ながら神がかっている。何が逆転してやるだ、アホすぎるぞ当時の俺。
 本来、こういうのってイタタタタと思い出すのが筋なのかもしれないが、なんか愉快になってしまった。たぶん俺たちそこそこ仲良かったんだな。
 くだんのお友達、元気にしているといいな。

*1:いまとなっては何がどうすると女の人に飯をおごれとか言えたのか、まったく分からないが、分からなくなってはいても、そんな会話をした事実は消えないのである。過去の馬鹿。